ロボットカフェにようこそ!:機械工学科目のメカトロニクス実習 (機械創成工学実習Ⅲ)

応用理工学科 機械工学科目 3年 秋・冬学期 機械創成工学実習Ⅲ

工学研究科 機械工学専攻 教授 石川 将人

 本実習では,ドリンクに見立てた白と黒の円筒を配膳するロボットを,グループで1台製作します.自律制御と遠隔操縦,メカとソフト,車輪移動とマニピュレーションなど,様々な要素が盛り込まれた,欲張りな総合課題となっています.レベルは年々上がってきており,現在では自律制御の性能やオプションの温度判別が勝敗を左右するようになってきています.

 本実習の目的は,知識や技術だけでなくコミュニケーションを学ぶことにあります.グループで一つのものを作ることは,一人で作るのとは全く違った経験です.個人のスキルの高さは,あれば有利ですが,必要条件でも十分条件でもありません.多くの学生が,最終レポートでは「チームワークが大事だった」と口を揃えます.メンバーの得意不得意を知って役割分担をすること,自分の作業内容やアイディアを他人に上手に伝えること,などが決定的に重要です.まさに「モノづくりは人の輪づくり」といえるでしょう.

 技術職員の皆様には安全講習をはじめ,手厚くサポートをしていただいております.約120名もの受講生が,存分に時間と空間を使い,安全にロボット製作に没頭できる環境はとても貴重なもので,深く感謝しております.