応用理工学科 機械工学科目 2年 秋・冬学期
工学研究科 機械工学専攻 准教授 山﨑 慎太郎
工学部応用理工学部機械工学科目では,2年生を対象として「機械創成工学実習Ⅰ」を行っています.本実習では,受講学生3~4名を1チームとして計8チームを編成し,ジャンピングマシンまたはピッチングマシンを作成するという課題に取り組み,製作したマシンの性能をチーム間で競い合います.この課題を通して,基本設計,詳細設計,試作,再設計,最終評価という一連の設計プロセスの流れを実践的に学習します.
本実習の大きな特徴として,課題遂行にあたって高い自由度が受講学生に与えられているということが挙げられます.ジャンピングマシンであれば可能な限り高く飛ぶ,ピッチングマシンであれば可能な限りピンポン玉を遠くに投げる,という基本目標が与えられており,予算の制限やその他レギュレーションが幾つかあるものの,それらを満たしていれば,どのような形態のマシンを作ろうとも受講学生の自由です.そのため,受講学生のアイディアや工夫次第では,他チームの10倍以上の性能を発揮するマシンを実現したり,斬新な機構で跳んだり投げたりするマシンを実現することが可能です.時には教員の予想をいい意味で裏切るマシンが出来上がることもあり,そのようなマシンに出会えるのは本実習を指導する上での大きな楽しみでもあります.また,本実習では,一連の取り組みをプレゼンテーションする機会も設けられており,受講学生にとってはやる事が多く大変ではあるものの,得るものも多い授業であると思います.
最後になりましたが,本実習のような自由度の高い授業が円滑に実施出来るのは,創造工学センターのスタッフの皆様の多大なるご協力の賜物であり,この場を借りてお礼申し上げます.今後とも,何卒よろしくお願い致します.


